雑記帳
僕用勉強ノート 「ベクトル基礎」の巻

はじめに

まずはじめに、この勉強ノートシリーズを読むうえで必要な事前知識や登場する記号の意味、使用している用語の使い方と他の書籍等で使用される用語の使い方の相違になどついてまずざっと紹介する。
必要な事前知識
所々で余談として他の数学分野の視点を交えた話をするが、余談ではない本題となる部分についてはなんの予備知識もなしに理解できるような解説を心がけている。
この内容は、物理学を学ぶ上で欠かせないツールであり、このノートも物理学に必要となる知識の習得を目的として作る。
物理の話も交えて解説するので、物理を学び始める前に学ぶというよりは、物理の勉強と並行して学ぶことをおすすめする。
またその理由から、記号の使用法も数学寄りではなく物理寄りなものを採用したり、理論物理で行われる慣習を積極的に取り込んでいったりもする。
例えば、
・太字は「ベクトル量」という意味
・ベクトル量として使っていた太字の文字を細字で使用した場合、その細字の文字は「そのベクトルの大きさ (magnitude)」という意味
・方向ベクトルとして与えた記号に「ハット」が付いた場合、その記号は「その方向ベクトルを規格化した単位方向ベクトル」という意味
・ベクトル量に自乗の記号がついた場合、その記号は「そのベクトルの自身との内積」という意味
といった具合である。
用語の使い方
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記号とその意味について
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