雑記帳

Windows 10 の 22H2 へのアップデートが「0x80242026」を吐いて失敗する問題の対処策

(作成中... 現状かなり端折った雑なメモだけど、気が向いたら噛み砕いた説明に書き換えるかも)
追記
2023年の10月頭くらいに、この問題は起こらなくなったっぽい。
前書き
社内 SE 的なことを僕はマイペースにやっているのだけど、その中で遭遇した問題に関するメモを情報共有の意味も含めて備忘録として載せておく。
また僕は別にコンピュータに精通しているわけではないので、あくまで参考程度に。
一番確実なのはちゃんとしたエキスパートに聞くことだと思う。
Windows Update が成功しない?
経緯
ある時期を境に、22H2 への Windows Update がエラーコード「0x80242026」を吐いて失敗する現象が頻発。
そこでググって紹介されていた対処法をざっと幾つか試してみたけど、上手くいくものがなかなか見つからない。
紆余曲折ありながらも最終的には解決に辿り着くことはできたので、それについて情報共有しておく。
対処法1
特徴: インストールされているアプリやユーザープロファイル等のデータを全て維持できる
いわゆる「上書きインストール」ってやつ。(※全てをまっさらにする「クリーンインストール」とはまた違う点に要注意)
現状、この方法で 22H2 に上がらなかったマシンはゼロなので、インストールメディアを作る必要があるなど少し面倒だけど、同じ問題に直面している場合はやってみる価値あり。(但し如何なる責任もとれないので、試す場合は実行前にデータのバックアップを取るのが吉)
それからわざわざこんなところで「上書きインストール」の方法を詳しく説明しなくても、やり方はそこら中に載っているので走り書き程度に...
手順
まず誤ってクリーンインストールすることを防いだり、上書きインストールをスムーズに進めたりするためにも、BIOS の設定を弄って「インストールメディアに使用する USB フラッシュメモリ等からの起動の優先度」を低く設定しておくと良い。(但し必須事項ではない)
続いて「Windows 10 バージョン 22H2」のインストールメディアを USB フラッシュメモリ等を用いて作る。
管理者権限を持つアカウントでログインを行い、作成したインストールメディアを挿入する。
ファイルエクスプローラでメディアに書き込まれたデータを展開し、その中の「setup.exe」を実行する。
あとはウィザードに従って 22H2 の上書きインストールを実行する。
上書き後は、以下の修復コマンドを実行するのがよさそう。
dism /Online /Cleanup-image /Restorehealth
sfc /scannow
また修復コマンドの他にも、通常の Windows Update (上書きインストールしたからといって最新の更新データは通常一緒に全てインストールされるわけではないため、通常の設定ウィンドウから別途更新データのインストールを行う必要がある) や、Microsoft Store から電卓やボイスレコーダー等のストアアプリの更新を一通り全部かけておくと安定しやすいかも。
対処法2
特徴: 最低限プリインストールされているメーカー製アプリを残しながらも、安定性も復活
「パソコン内のデータのバックアップは済んでいるので、一度工場出荷状態に戻してでも安定させたいな」といった場合の対処法。
より具体的には
  • 「対処法1」で取り敢えずバージョンは上がったけど動作が安定しない
  • プリインストールされているメーカー製のアプリは消滅させたくないので「最終手段」を使いたくない
という場合に有効な方法。
手順
まず「対処法1」でバージョンを 22H2 に上げる。
その後、「Shift キー」を押しながら再起動を実行した後に表示されるメニューの中から工場出荷状態に戻す作業を開始する。
成功すれば、プリインストールされたアプリがちゃんとインストールされた (ほぼ) まっさらな「バージョン 22H2 の Windows 10」が出来上がるので、そこからバックアップしたデータの移行作業とキッティング作業を行う。
(機種によっては、出荷状態に戻す作業に失敗することもあった)
最終手段 (クリーンインストール)
特徴: プリインストールされていたメーカー製のアプリまでも全部消滅するけれど確実
(これは敢えてここで説明するまでもないかな。ということで一旦保留)
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